2016年2月

2月の花は「スノードロップ」です!
花言葉は「希望」「慰め」「逆境のなかの希望」等々。

今回は花言葉というよりかは、由来に合わせてこの子達を選んでみました。
昔話の一つに、『恋人の亡骸の上にスノードロップを置くと、恋人の肉体はスノードロップになってしまった』という話。
その影響からか、スノードロップは死を連想させる花言葉もあります。
贈答用としては、なかなか縁遠い花ですね。

ただし、死の一方でもう一つの昔話。
『エデンの園を追放されてしまった、アダムとイヴを哀れんだ天使が舞い落ちる雪をスノードロップの花に変え。「もうすぐ春がくるから絶望してはいけませんよ」と二人を慰めた』というお話から、希望などの前向きな花言葉も含まれています。

一方で切ない花言葉をもちながら、もう一方でポジティブな花言葉も持つ花です。

そんなわけで、死を支えつつ、なおかつ死を包み次へと送り出す役割を持つこの二人には持って来いじゃないかしらと思って選んでみました。
深い優しさを持ってる子達じゃないかと常々思ってたりします。

さてさて、スノードロップについて。
日本名で、待雪草(マツユキソウ)と言われるように、雪の中わずかな春の日差しを感じて、早春の時期に一足先に咲く花です。
日中花を大きく開いて日差しを浴び、夜は花を閉じて日差しのぬくもりを花の中にためる可愛らしい花です。

てなわけで、2月。節分過ぎれば暦の上では春ですが、寒さの底はこの月が一番強いのですが、日照時間はじわじわと伸びてくる季節です。
スノードロップみたいに、日中太陽浴びて夜はあったかくして、春を待ちましょう!春はもうすぐ!


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